2021年3月31日(水)
2020年度の終焉。
今日はの起床時間は学校があるときの生活リズムに変えていくために6時00分にした。
久し振りにこの時間に起きて、シャワーを浴びた。
10時30分からバイトがあるとはいえ、3時間近く時間があるのは有意義に感じられた。
午前中はサークルの後輩の想いに対する応えを作らないとなって思ってアルバムを漁っていた。
動画を作るなんて初めてだからよく分からないが、とりあえず使えそうな写真をあらかたピックアップした。
1年間の記録を振り返っていたけれどとても懐かしくなった。
サークル活動は楽しい日々だったんだなって思い出した。
なのに後ろ向きになっているんだから自分という人間はよく分からない。
午前のバイトに行った。
春期講習は今日で終わりだから何かひとつでもできるようにしてあげないとなって少しだけ思いつつ何も変わらないかもなとも思っていた。
明日から中学1年生になる今日まで小学6年生の子に数学を教えていた。
正負の計算は、小学校と中学校で何が違うかと一言でいえば、符号を意識するかしないかだと考えている。
数学は解き方を理解すればそれが適用できる問題ならどんな数字でもやり方は同じである。
それを理解させるのに少し時間がかかった。
かかったけれど最終的に正負の計算の解き方を自分の言葉で説明できるようになったうえで解けるようになった。
すごく久し振りにできない子ができるようになる瞬間に立ち会った。
その生徒が嬉しかったかどうかは分からないけれど、少なくとも自分は嬉しくてこの3日間で初めて笑った気がする。
これを味わうと塾講師のやりがいを感じてしまう。
でもこんなことが頻繁に起きるわけがない。
どうしても普段の授業は理解させることよりも進めることを優先してしまう。
春期講習という普段の授業プラスαの時間だったからできたことである。
何はともあれこの春期講習で教えた子は解き方を忘れない限り正負の加法減法は解けるようになったわけである。
多分だけど、所謂普通の子供だったらこの3日間は地獄過ぎたと思う。
彼は私の問いに対して毎回しっかり考えて自分なりの答えを出そうとした。
分からないという言葉を聞いたことが無い。
90分の授業の残り20分ぐらいにもなると顔がのぼせたように赤くなり始めているからちゃんと考えていることが分かる。
彼だからこそうまくいったのかもしれないとは思っている。
もし所謂普通の子供相手だったらここまで厳しくしなかったと思う。
僕も人間だから少しは情があるからね。
帰ってきてお昼ご飯を食べて午前中にやっていたことの続きをやった。
とりあえず使えそうな写真のピックアップは終わった。
後はこの写真をつなぎ合わせて動画にするだけ。
ただのスライドショーだと後輩のそれと同じだから少し工夫したいなとは思う。
ただ学校が始まっちゃうからどうしようかなって感じ。
納得できる出来にならなかったら多分没にする。
夕方以降のバイトは担当量が少なかったから他の人の分も請け負ったら普通に多かった。
ちゃんと時間内に余裕をもって終わったけれど多かったなって少し思った。
最後締めるときに電話がかかってきてまだ届いていないという旨を言われた。
確認してみると同じ番地にアパートが複数あることが分かった。
自分は複数あるとは思わず道路に近いアパートに伺っていたが、実際は道路から遠いアパートだったらしい。
伝票にアパート名が書かれておらず番地と部屋番号のみで、その同じ番地に複数のアパートが建っているというコンボにやられてしまった。
完全に自分の確認ミスだなって思った。
お客さんには本当に申し訳なかった。
明日は研究室にデスクトップパソコンを搬入するための業者が来る。
11時30分から13時30分の間とのことだった。
ちなみに明日の10時00分に学校で研究室の先生と面談がある。
学校から家までは最速で1時間ちょうど。
面談が30分以内に終わればワンチャンある。
とはいえどうなるか分からないから家族に頼もうと思っている。
この面談の告知が突然すぎて本当にタイミングが悪かった。
明日面談のために学校に行くわけだが、入構に学生証が必要だが自分の持っているものはたぶん期限が切れているだろうから入れるか分からないがとりあえず行く。
今日は体力的に少し疲れたなって思った。
さようなら、2020年度。