2022年12月22日(木)

雨降りしきる中、3090Tiを背負って、というより濡れないように抱えて、研究室に向かった。先週から動かしているスクリプトがおそらく今日終わると考えられたからである。

予想通り今日の午後無事に終わり、久し振りにパソコンの電源を落とした。まずは掃除をしなければと、ケースファンを外して配置転換をするレベルの丁寧さで時間をかけた。

今使っている650ワット電源では確実に電力供給力不足だから、先日持ってきたSuperFlowerの1000ワットPLATINUM電源(Pro仕様)に換装した。黒を基調として青のアクセントが格好良い。

掃除のついでに外した2060SuperとA4000を脇目に、本命の3090Tiを化粧箱から取り出して少し眺めた。取り出す時に危うく落としそうになって心臓が止まった。

その躯体が大きい事は事前に情報として知っていたが、2060SやA4000と比べてそれを実感した。とても大きく、とてもかっこよく、とても力強い。

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その巨躯をケースに近付けた瞬間に、入らない可能性が脳裏をよぎった。事前に寸法を確認して入ると予測していたが、その風格に気圧されたらしい。

無事に入れることができ、PCIeスロットにしっかりはめ込んだ。マザーボードはSLI対応のX570 UNIFY だから一スロットという小柄なA4000も最下スロットに挿した。

これで2060SとA4000体制だったのが、3090TiとA4000体制に変わった。実際にお試しで学習を回したら、3090TiはA4000に比べて1エポックあたりの計算時間がほぼ半分になった。

CUDAコア数比では1.5倍増だから計算時間もそれに反比例すると思ったのだが、以外にも予想より短縮できそうだった。これがもし4090だったらどうなっていたのだろうか。

GPU-Zで消費電力を確認したら2060Sに比べて2-2.5倍増だった。それに伴ってケース内で発生する熱も増え、全体的に温度上昇が確認できた。

とりあえずスクリプトを実行して帰路に着いたが、燃えたらどうしようかなと少し不安だったりする。4090の熱融解はコネクタの差し込み不足などのヒューマンエラーに起因していたらしいから多分大丈夫だと思うが。

こうは言うがそもそもA4000を90度で1週間回し続けていたのだからおそらく大丈夫だろうと思う。大丈夫であって欲しい。

明日研究室に行ったらMSI Afterburnerで電力制限をかけようとは思う。やらないかもしれないけど。

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