２０２２年８月１４日（日）

※体調がほぼ戻ってきた2022/08/19に思い出しながら書いたものです。

　一番きつかった日。

　深夜２時～３時ぐらいに暑すぎて何度か目が覚めた。外気温が２３度、室温も２４度とかなのに暑すぎて寝ていられなかった。

　耐えられず起きて水を飲もうと階段を降りるときに異変を感じた。これまで感じたことが無い強さの立ち眩みと視界のホワイトアウトがやってきた。手すりなどに掴まっていないと普通に立ち続けることもできないレベルだった。

　何とかトイレにたどり着いて用を足したが、立ち上がった後手を洗うために立ち続けることができなかった。何度も脱力して洗面台に掴まって立ち上がってを繰り返していた。ついにそれも叶わなくなって崩れ落ちるようにトイレで座り込んだことを覚えている。暑さと立ち眩みとホワイトアウトと脳内を駆け巡るよく分からない記憶で、「死ぬときってこんな感じなんだろうなぁ」とか達観している自分もいた。

　壁に身体をぶつけたりしながらなんとかトイレから出たら、リビングで寝ていた母親を叩き起こして介抱してもらった。同時に体温も測ったが、39.0度で思ったより高くなく、なんでこんなにきついんだって思った。これ独り暮らしだったらやばかったんだろうなぁとも思っていた。さすがにきつすぎるから解熱剤を飲んだ。

　この日ぐらいからひどい嚥下痛が続いた。のどの両側が大きな口内炎のように白くなっていて、飲み下すときなど喉を動かすとじっとしていられない痛みが毎回襲ってきた。それもあって夜に寝付くことができなかった。