2021年5月25日(火)

自分の頭が最大のボトルネック

 

修論テーマが新しい手法を考案することなのだが、何をもって新規性と言うのか、それが従来の方法より優れていると言い得るのか、わざわざ新たに手法を考案する必要があるのか、現行で何が不満足なのか、等々を説明できなければならない。

とても大変で正直屁理屈みたいになってしまう。

加えて現行の手法に課題があるなら誰かがすでに何かやってる可能性が非常に高い。

そんなことを考えつつ、現行法に無い視点を取り入れた何かを模索している。

 

自分の脳みその中にあるもので組み立てなければならないから、自分の知識量と既存の思考回路と過去の経験の中にあるもので構築しなければならない。

過去にテーマ探索で読んだ論文の中に面白そうな手法があったからそれを軸にして進めようと考えている。

ただ、自分の求める結果像とその手法の結果が異なるから、自分で自分が求める結果を算出するように手を加えなければならない。

手法の核となる部分はそのまま使うのだが、要素が多すぎるから次元をどう降ろしていくのか、他とどうやって比較するのかを考えなければならない。

そんなこと今まで経験したことが無いから何度も何度も繰り返し頭の中で反芻し続ける。

 

数時間頭の中で試行錯誤を重ねたことでそれっぽくなったから実装して使い物になるかどうかを検証しようと思う。

何をやれば良いのかが分かればPythonでコードにするだけなのでここからは難しくない。

実装して終わりじゃないのがまた。

算出された結果が望み通りの成果を提供するのか、現行の手法と相関があるのか、等々を検証する必要もある。

 

何も成果が得られないまま修士の2年間が終わる、そんな気がしてきている。

頑張るけどね。

今回は自分で作ったテーマなんだからテーマを言い訳にすることはできないよ。

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