2021年4月27日(火)

寝坊した。

 

6時に目覚ましを止めた断片的でも鮮明な記憶はある。

次に目を覚ました時に時計は7時を指していた。

また寝坊したのかと寝惚け眼を抱えながら自分に少し呆れた。

 

何時に起きようとやることはいつもと変わらない。

シャワーを浴びて歯を磨く。

お昼ご飯をタッパーに盛って服を着替える。

いつもと違ったのは、お昼ご飯をタッパーに詰めるときに水を300ml飲むのを忘れたこと。

 

前回寝坊した時は7時40分に家を出てたな等と回想しながら今日も7時40分に家を出た。

緊急事態宣言下のお陰か、前回よりは電車内の人数は少なかった。

少なかったとは言っても、乗車率は100%を優に超えているわけだが。

 

研究室には8時45分に着いた。

 

今日は、昨日無駄なこだわりを追求したせいでやりそびれた結果の可視化をした。

その後は修論の背景の論拠固めをした。

どんな流れで話を持って行くのか、何について言及をするのかを考えてメモした。

加えて、最終的にどんな結果を算出することになるのかも考えた。

すでに考えている形になるように結果をプロットすることになると思う。

もっと良い表現方法があれば別の形にはなるが、背景に採用した論文を踏襲するのが筋というものだと考えている。

 

夕方以降にバイトがあったから研究室は16時に出た。

 

今日は肉体に対して精神が急いているのを感じていた。

アップテンポな曲を聴きたいと思ったり、通学路をいつもより早く歩きたかったり。

寝坊が原因なのかは分からないが急いている自分がいた。

 

夜に母親が年金の話をしてきた。

今は学生納付特例で国民年金の払い込みを後ろ倒ししてもらっている。

その後ろ倒ししている分の内、2年より前のものに加算金がつくとのことだった。

払い込み待ってあげてるんだからその分多く払えよってことらしい。

正直自分が年金をもらえるのかどうかすら信用していないから、年金を払うことに積極的な気分ではない。

支給額が減ることになるが、学生納付特例で払い込みを待ってもらっている分を払わない選択もできる。

少し悩んだ。

払わないという選択は自分の利益を最優先に考えることになる。

払うという選択は自分よりも社会の利益を最優先に考えることになる。

『世のため、人のため、自分のため』という言葉は、優先順位を表している。

自分がそれを体現しないのにどうして誰かに御高説垂れることができるのか。

母は私が社会人になるまで代わりに払ってもよいと言っていた。

しかし母にはすでに大学入学時に1年分の学費である約140万円を出してもらっている。

そのうえで更に金をせびることなんぞできるはずもない。

自分で払うことにした。

まずは20歳になった年の分と21歳の年の分の約33万円。

今貯めているお金は副業のために回す資金として用意していた。

それを惜しんで払わないということは自己を最優先することになると思い至ってすべて自分で払うことを決心した。

決してやさしい金額ではない。

33万円を払って終わりではない。

また加算金が付く前に払い続けなければならない。

 

意外と人生を本気で生きないとまずいなって思った。

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