2021年4月26日(月)

久し振りにチップ詰めは無心で作業ができた。

 

今日は月曜日だから6時に起きた。

シャワーを浴びるときにエアリズムかTシャツを選ぶのだが、最近暑いからエアリズムを選んだら今日は少し肌寒かった。

脱衣所で全裸になるときにその日の気温を肌で感じている。

暑くなる日は6時でも空気が温い。

 

シャワーを浴びて歯を磨く。

お昼ご飯をタッパーに盛って服を着替える。

今日は先日授業を休んだ生徒の振り替えがあるから予習教材も持って行く。

時間的に直接塾に向かう必要があるだろうから、授業で使う教材も一緒に持って行った。

 

先週で『資本主義の思想史』を読み終わったから今週は新しい本を読み始める。

次に読み始めたのはトマ・ピケティの『21世紀の資本』。

資本主義の思想史で経済書に満足しかかっているから、21世紀の資本は流し読みをするかもしれない。

21世紀の資本はカバー裏の装丁がかっこいい。

外に持って行くときはカバーを外して本だけを持ち出すから、本自体の装丁が個人的な好みだと気分が上がる。

 

今週は木曜日からゴールデンウィークであるのに加えて、緊急事態宣言も出ているから通学路は人が少ないと予想していたがそうでもなかった。

確かに学校の休校要請は出ていなかった。

自分の大学は対面授業をすべて休校にした関係で大学生の姿は少なかった。

それに対して小学生から高校生は普段通り登校している印象だった。

 

研究室には8時15分に着いた。

いつもこの時間に着くのだが、必ず誰かしら先着がいる。

今日は先着が研究室を開錠せずに踊り場で作業をしていたから、研究室の一番乗りは自分だった。

大学院生になって初めて自分の学生証で研究室の開錠をした。

あっさり開錠するけれどかっこいいなって思った。

 

今日はサーバーに計算をさせていた結果のダウンロードと、結果から必要な数字の抽出をしようと思っていた。

ダウンロードはすんなりいった。

結果の抽出も滞りなく終わった。

結果の抽出はPythonを使って自動化させているから結果だけが出てくるのだが、手動でやった結果と同じになるか確認していないなと思って確認してみた。

そしたら値が違った。

今日ダウンロードした結果で必要な結果が揃ったのだが、その結果の抽出で間違いに気が付いたため、すべて再計算しなければならなくなった。

スクリプトの修正箇所はすぐに分かった。

割る数と割られる数を逆にするという致命的なものだった。

 

スクリプトの修正をするときに、他の作業も自動化できないかと欲を出したせいで、もともとは入っていなかった箇所の作成にかなり時間を費やすことになった。

しかも結局その部分は採用しなかったのだから時間の無駄である。

目的遂行のための行動がいつの間にか別の目的にすり替わってしまうのは今の自分の直すべき点の一つだと思っている。

計算部分の修正だけを済ませて再計算させていればすべての結果のまとめを終えられていただろうから本当に時間をムダにした気分である。

次は気を付けようと思った。

 

今日は10時からチップ詰めをすると同期が言っていた。

自分は実験をしないから手伝わなくてもいいかと思ったのだが、空き箱の数が膨大でさすがにもっと人手が必要だろうと思って手伝った。

久し振りにやるチップ詰めはなかなか楽しかった。

両手で一度に2つずつ無心で詰めるだけではあるが、無心になることができてこれが楽しい。

さらにチップ詰めをしていた部屋には時計が無かったからなおさら目の前の作業に集中できた。

 

午後はゼミがあった。

同期が修論について軽くプレゼンをして先生方が質問をするというもの。

今日で3週間目で全員一回やったことになる。

今日の先生方の発言の中で印象に残ったのは『それだけだと卒論になっちゃうから、現場に還元するところまでやったほうが良いと思う』というものだった。

先生方にとっては研究の内容がどういう難易度のものなのかをある程度想像できるのだなと思った。

個人的にはその先生の言葉を受けた同期のやる内容は、そのままでも十分だと考えていたから少し驚いた。

 

そういえば4年生の子が作った豆乳ヨーグルトの試作品を味見した。

するつもりはなかったけれどDの先輩の悪ノリとそれにつられた同期後輩がみんな食べていたから物は試しだと思った。

触感は普通のヨーグルトとギリシャヨーグルトのあいのこといった感じ。

少しの酸味とさっぱり感の無い風味がチーズを連想させた。

チーズともヨーグルトともつかないなんとも中途半端なものだった。

お腹を下す心配をしていたけれど今のところ変わったことは無い。

強いて言えば、今日一日朝から頻尿であることぐらいである。

 

ちょっと長くなっちゃった。

段々と「いつも通り」になりかけていた日常に新鮮さがあった。

f:id:s486_17_059:20210426220328j:plain