2021年4月22日(木)

人のために時間を使う幸福。

 

いつも通り6時に起きた。

シャワーを浴びて歯を磨いた。

お昼ご飯をタッパーに盛って服を着替える。

明日TAとして参加する学生実験のプロトコールの昨年度版とLinuxOS用の参考書をリュックに詰めた。

 

後80ページで今読んでいる本が読み終わるからどうにか今日は40ページ読みたいと思って電車の中で集中して読んだ。

資本主義の思想史で扱われている経済学者の中で、個人的に好きだと思うのはシュンペーターだった。

全ての人に共通しているなって思ったのは、経済学だけをやってきているわけではないんだなってこと。

数学だったり哲学だったり芸術だったりを前後または並行して学んでいる。

 

今日の学校の最寄り駅から学校までの通学路は学生の数がもとに戻っていた。

相変わらず多いなと思いつつ追い抜きながら歩いた。

 

研究室には8時15分に着いた。

今日は計算待ちの間にDocker環境を構築して使い方を学び、できればLinuxで遊びたいと思っていた。

Dockerの導入は家のノートパソコンで事前に練習していたからほとんど迷うことなく進められた。

 

取り合えず環境の構築が終わった段階で、計算が終わった結果のダウンロードと内容の確認を先にした。

ファイル数が多いから中身を確認して振り分け番号の設定とZIPの解凍を行った。

複数あるセットの中で、セット内のすべてが計算終わっているものは必要な部分を抽出した。

1セットしか出来上がっていないが、想像していたのと似ている結果で安心した。

 

計算結果のダウンロードと整理が終わったところで他研究室の同期が訪ねてきた。

どうも彼の後輩が作成していたパワーポイントが開けなくなったらしい。

というのも、作業している途中でPCが突然落ちて、再起動した後開こうと思ったら開けなくなったということらしい。

OneDrive上にあるものを直接開いて編集していたことが運悪くファイルを破損させたように思われた。

過去のバージョンの復元とかができないかとかいろいろ試したがダメなようだった。

破損したパワポを直接もらってどうにかできないかいろいろ試した。

結局午後までかかった。

最終的にスライドの中で10枚ぐらいが不完全な形ではあるが復元できた。

破損したパワポテキストエディタで開いて見ると、本来はあるべき部分が完全に文字化けして見た目空白になってしまっていた。

この部分をどうにかそれっぽく構成しなおせればある程度復元できるかなと思って試行錯誤した。

ネット上でも破損ファイル復元ツールを探していろいろ試した。

結局ツールの一つが破損したパワポを開くことができる形で復元してくれた。

それを基にして、破損して開けないファイルをテキストエディタで開いたときの中身を移植した。

それで何とか10枚ぐらいをサルベージすることができた。

パワーポイントがZIPの集まりであることやテキストエディタで開けることを知ることができて面白かった。

完全に復元できなかったのは申し訳なかった。

この破損したパワポを作っていた子は来週の来週の月曜日に他大学で研究報告をする予定だったらしい。

頑張って作り直していたから少しでも力になれたらいいなと思って時間を割いた。

同期の彼も彼の子もほとんど直せなかったのにありがとうと言ってくれた。

結果はどうであれ感謝をされるのと、人のために時間を費やすのは自分にとっての幸福なんだなって思った。

 

パワポの復元に時間をかけたから今日はDockerの構築だけで終わった。

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